ジャズ喫茶の草分け的なお店「DUG」は階段を降りていくと素敵な空間が

現れる、こんな雰囲気の部屋が有ればと誰しもが思うのではないか

オーナーはジャズ写真家でもある中平穂積氏で

中平氏のジャズメンのポートレートが素晴らしい

お店で売っていたので数枚購入してきたが、今でも

大事にしています。

画像左壁面のスピーカーはJBLで、壁面用に収めるタイプで

薄型真四角の凄くオシャレなスピーカー「トリムライン」

「ランサーL44」と同ユニットの銘機 LE8Tとパッシブラジエター

カタログでは知っていたが実物は初めて、オーデイオのキャリアが

偲ばれるチョイスですね

大型スピーカーを色々と使ってきて、最後にゆったりと

JAZZを楽しむ・・・・うーん大人ダナー!



DUGでのレコード係・スタッフがその後、故郷に帰り、

アンテイークな時計など、ここでのお洒落なインテリアを

参考にした店作りが全国各地に広まっていったと聞きました



これから地下に潜りこむ、もうすでにジャジー

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この階段の辺りは雰囲気バツグン
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R
ここでは幾多のジャズメンが演奏を繰り広げていた、そんな一つに

カーメンマックレーのピアノ弾き語りが急遽ここで始まり

レコードとして残されたのは素晴らしい。

彼女の熱心なファンが全アルバムを持参して、カーメン・マックレーが

それを見て感激したとのエピソードがあります、こんな素敵な物語が

あのJAZZが熱い時代には作られていた。

As Time Go By  / Live At Dug


カーメン・マックレーのピアノソロアルバム 
1973年レコーディング

今改めて聴くとぐっときます、購入当時の二十歳頃には、人生経験も

ロクにない若者にはこの渋さが味わえなかったのか?

永い人生を歩んできた方にしか出せない弾き語り・・・・



最近の話題にJBLのプリメインアンプが復刻され、JBL社長

自ら一号機を一ノ関「ジャズ喫茶ベーシー」に届けられ、その時に

このレコードが演奏されたと記事で読みました


(敢えて演奏と書いたのはオーデイオ評論家 菅野沖彦氏の

提唱したレコード演奏家論にベーシー菅原さんが当然ながら

名を連ねていましたので)

 JBLトリムライン 
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PS
以前ダイナミックオーディオに伺った時にアドバイザー厚木氏が

このアルバムを欲しがっていたので、一瞬譲りますよと言いかけたが

こういう方でも欲しがるのは、プレス枚数も少なく貴重に思えてきたので

おもいとどまったが、(せこいな)

おそらくベーシーでこのアルバムを聴いていたのでしょうか?

でも、もうお持ちでしょう。


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