金継ぎの技法は日本独自のモノか?

何処の国でも壊れたモノを直して使う事は有るだろうが、

そこを単なる手直しから、金繕いをして新たな美を創造する事は

おそらく日本人の特有の美意識によるものではないかと考えます。

大事にしていた茶碗や皿が割れたり欠けたりして、ガッカリした事は

誰でもあるが、それを直して、更にそこに美を求める金繕い、又は

呼び継ぎの技法、日本人の美意識は後世に残して欲しい技法です。


有名な直しは、国宝になった青磁茶碗、銘「馬蝗絆 ばこうはん」

があるが、割れたので新たに作って欲しいと中国に送ったところ、

これ以上のモノは出来ないと鎹を打って返されたが、茶碗に

鎹を打って送り返す神経には驚きだが

そこに美を見出した日本人の感性は素晴らしい。

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こちらは白洲正子所蔵の呼び継ぎの茶碗

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こちらは国宝の青磁    銘「馬蝗絆 ばこうはん」
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