現代美術作家 杉本博司氏の「苔のむすまで」を読む。

氏はいろんな側面を持った方で写真家として「海景シリーズ」など

多数ある

著書「苔のむすまで」はニューヨークのワールド・トレード・センター

9・11から書き出し「人にはどれだけの土地がいるか」から

方丈記「ゆく河の流れは絶えずして しかも もとの水にあらず」

へと進んでいく

「愛の起源」ではアフリカのラエトリ草原で奇妙な足跡の化石が見つかる

類人猿のものと思われる一組のペヤの足跡で、女性の方の足跡は男性より

かなり小さいにも関わらず歩幅は同じである事から、女性は男性に

遅れないように
速足で歩んでいたと想像できる、人類はサルに近い頃から

つがいとなってロマンチックに片寄せ、手をつないで

または
肩を組みながら歩いてきた・・・・ロマンだな

他の章にも興味深い事が書かれ幾度となく読み返しているが

「愛の起源」の男女二人というか、雄雌

その二人の歩いていた時は狩りの帰りか

はたまた暮れなずむ夕方 二人だけの散歩か

満天の星空のなか静かな場所に向かう二人なのか

その時空へとワタシをいざなう
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