花   キンシバイ

器   山ぶどうの一輪差し  

山葡萄のツルで作られた鉈鞘風(なたさや)花入れは

どんな花も受け止めてくれます。

民具を花入れに見立てたのは千利休だが、今更ながら

千利休の美意識の高さに驚くが、脈々と日本人のDNAに

組み込まれていて、
現在の我々の生活のなかに生きている。

ごく当たりまえの事だが畳の縁(へり)を

踏まないとか、障子の開け閉め、足運びなどで

ただ残念なことに最近の建物には和室が無く、当然畳の

部屋が無くなっているのでそれらの事が今は出来ないというか

知らない日本人となっている。


子供の頃は友人のお宅にフローリングの部屋が有り羨ましい

と思った事を思い出した、それぞれの時代で価値観も変わるから

今の若い人にとって畳のある和室、床の間を羨ましく思う方々も

出てくるだろう、現に古民家再生の建物や、昔は増改築と言われて

いたのがリフォームと呼ばれ、今はリノベーションとなり

若者に受けている事から「時代は変わる」

嘆くことも無く前向きに受け入れよう。

前向き? 

昔に戻っても前向きなんだよね

DSC_1010

DSC_1023

友人Tさんの型染とともに


DSC_1024

ポッチと応援をお願い致します。


にほんブログ村 ライフスタイルブログ 和の暮らしへ


PVアクセスランキング にほんブログ村