ハネムーンは軽井沢から北海道に向かったが、特急列車でなぜか二人の座席が

離れていた!

こちらからは席を並びにしてとも言わなかったが、車掌さんは気をつかって、

2席並んで空いている席に代えてくれた。

おそらく新婚さんらしい幸せ一杯の雰囲気を、辺りにまき散らしていたのだろう。

当時はまだ東北新幹線も無く、北海道に渡るには空の便か青函連絡船で

鉄道マニアでは無かったが、行きは海、帰りは空を選んだ、始めての

青函連絡船の旅は旅情が有り、なかなかのものだった記憶がある、

函館の朝市、洞爺湖などお決まりのコースで、ただほかの人と違ったのは

札幌でのJAZZキッサ巡りとレコーダー店にGO!

良いJAZZレコード店を捜すのは、JAZZキッサのお客さんに聞くのが

一番手っ取り早いのは先刻承知の事で、常連客らしい方からレコード店の

情報収集をした。

その時に出会ったレコードがジョーンズ3兄弟の真ん中 サド・ジョーンズと

メル・ルイスとの双頭バンドのライブアルバム。

軽快な曲 タウ・アウエイ・ゾーンから始まり、アルバムタイトル曲

セントラル・パーク・ノースまで一気に聴かせる。

当時のバップ、ハードバップ 狭い範囲のJAZZしか聴かない

ワタシの耳にはすごく新鮮な響きだった。

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なぜこのレコードかは、その当時はワンホーン+ピアノトリオ

または2管+ピアノトリオのコンボJAZZしか聴かなかったが、

以前からの行きつけのJAZZキッサで聴いて、すっかり気にいっていた1枚で

レコードで見つけたのは輸入盤で、なによりも値段が手ごろだった!

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